こちらは展示会場への展示品一式を搬入出した事例です。
都内駅ビルでの展示会で、荷捌きが地下1F・設置が地上3Fでした。
テナントのリフトは大型で問題ありませんでしたが、荷捌き場が2t車まで、最大高さ3.0mの規制あり。
展示製品は50台弱でしたが一番重い製品は2t弱あり、ユニック不可・パワーゲート不可・フォークリ
フト不可でさらに撤去時間は養生・梱包から完全撤去まで3時間という条件の為、十二分な事前段取りと
機材を使用して搬出入を行った事が本件の特徴です。
① 展示会場入り口からメインフロア・各小部屋まですべて絨毯敷きの為、十分な養生が必要
② 展示会場にて機器類の配置確認
③ 地下から展示会場に上げるエレベータは大型で安心
④ 展示会場ビルの荷捌き場は高さ制限・車両制限あり
⑤ お客様も積極的に参加頂き、とてもスムースな作業
⑥ 製品重量800.kg未満程度の機器類はパワーゲートにて搬入(高さ3.0m以下のエアサス・パワーゲート・箱型車両は協力会社様)
⑦ 製品重量2t弱の製品納品状況
⑧ 門型及び天秤を使用して吊りシロギリギリで対応
⑨ 展示会場での製品配置状況
⑩ 設営完了
こちらは研究施設へのガラススクリーンの搬入で、施設の2Fに搬入した事例です。
重量は2t弱程度でしたが、大型のガラスは補強無しで平置き状態にすると自重でたわんで割れてしまう事
から、鉄骨で枠を制作して搬入を行いました。
搬入製品が施設の壁枠一杯かつ天井高さにも余裕がほとんど無い条件の為、CADにて図面を作成してシュ
ミレーションした事が本件の特徴です。
① 空港に到着した製品を積込み
② 計画の製品形状に合わせて鉄骨はあらかじめ製作準備
③ 実際の製品形状に合わせて微調整しながら搬入用鉄枠の製作
④ 搬入先ですぐに作業開始出来るように鉄骨に製品をセットして輸送
⑤ 製品輸送はもちろんエアサス車両使用
⑥ 搬入現場にて小物備品より搬入
⑦ 安全柵、ステージを組んで作業開始
⑧ 搬入する部屋には門型クレーンを組み荷受けを行う
⑨ ガラススクリーンを吊り上げ、横倒し
⑩ 窓の進入角度に合わせて吊角度を微調整
⑪ ガラススクリーンを端部から搬入
⑫ 窓枠と製品がサイズ一杯の為、各部確認しながら慎重に引き込み
⑬ 全体引き込み終了したらスクリーンを起す
⑭ ゆっくりと製品を下し、室内移動して作業終了
こちらの事例はメーカー様検査室の移転作業で、工場の1F・3Fから搬出し、同サイト内の新施設2Fに3日間で搬入出した事例です。物量はそれほど多くありませんでしたが、新施設搬入口が2F食堂に設けられた小さいシャッターのみでした。その為クレーン及びゴンドラを使用しての搬入ではロスが大きく、スカイデッキ(最大積載量1000kgの高所作業車)を使用してスピーディーに搬入を行ったのが本件の特徴です。
① まずは床面や壁、扉各部への養生を実施
② あらかじめ移転ラベル張った精密機器や什器、ガラス機材を順次梱包
③ 順次搬出し、スカイデッキを使用して搬入
④ 重量のある機器や傾斜出来ない精密機器等はユニック及びゴンドラにて搬入
⑤ 重量のある機器や傾斜出来ない精密機器等はユニック及びゴンドラにて搬入
⑥ 開梱・設置作業は実験台から始め、機器や什器等を設置。ガラス器材などは所定の引出しに戻す
⑦ 各部養生撤去終了後、掃除機等で綺麗に清掃
⑧ 清掃後資材機材等を片付け作業終了
こちらの事例は眼鏡製造施設の移転作業で、ビルの1F、3F、BFから搬出し、新施設の3Fに2日間で搬入出した事例です。お客様の業務が大変好調で移転に割ける時間が少なく棚や机等の書類、眼鏡のレンズやフレームなどはお客様に梱包・棚入れ戴きました。一番の難関は通路幅一杯の機器搬出(クリアランスが両側で5mm程度)でしたが、搬入も以前弊社にご依頼頂いておりましたので、作業はスムーズに行えました。
① まずはコーナーや扉・床各部への養生を実施
② 梱包された軽貨物を始めに搬出してスペースの確保
③ 搬出して順次積込み
④ ロッカーや机・棚類の分解&梱包作業
⑤ スペースが確保出来次第、順次精密機器の梱包作業
⑥ 大型の精密機器搬出。壁面と機器のクリアランスが両側で5mm程度しかなく、エアキャップ(プチプチ)などの梱包が出来ないためベテラン作業員数人による連携プレーが必至です
⑦ 搬出した精密機器の積込み
⑧ 搬出完了後、養生を撤去・掃き掃除して完了
⑨ 搬入現場(新施設)
⑩ 床面への養生
⑪ 各機器を仮置き
⑫ お客様のご要望で精密機器を先に搬入
⑬ 機器の形状に合わせて運搬冶具を選定。写真はテーブルリフターを使用
⑭ 機器の形状に合わせて運搬冶具を選定。写真はハンドパレットトラックを使用
⑮ 仮設置した精密機器のレベル出し作業
⑯ 精密機器の設置完了
⑰ ロッカーや机・棚類の設置
⑱ ロッカーや机・棚類の組立
⑲ 各部養生の撤去・清掃
⑳ 梱包材などの廃材も引上げ作業完了
こちらの事例は研究施設の引越し(移転)作業で、ビルの2F、3F及び屋上から搬出し、新施設の2F及び屋外に3日間で搬入出した比較的運搬量の多い事例です。このような施設の移転には高額な精密試験機器やガラス器具など、運搬方法や梱包方法に注意が必要な実験器具・薬品が多くあり、クライアント様に納品されているメーカー様との事前打ち合わせなど、入念な準備が必要となります。
① 養生やスロープ設置等の搬出準備
② 梱包を順次開始
③ 机や棚ごとに分けて梱包
④ 机や棚など大型機材の梱包
⑤ 梱包後順次搬出
⑥ 大型精密機器の梱包
⑦ ゴンドラ&ユニックでの2Fからの搬出
⑧ ゴンドラ&クレーンでの3Fからの搬出
⑨ 精密機器の吊り降し状況
⑩ 精密機器の吊り降し状況
⑪ 養生を撤去して屋内の搬出完了
⑫ 屋外機器の搬出
⑬新施設の養生(事前準備)
⑭ 順次慎重に搬入
⑮ 順次慎重に搬入
⑯ 搬入及び設置完了(1)
⑰ 搬入及び設置完了(2)
⑱ 養生・梱包材を撤去して完了
こちらの搬入事例の現場はビルの2Fでしたが、通常の搬入経路が狭く(階段・エレエーター)機器が通らないため2Fの窓から搬入しました。この事例ではユニッククレーンを使用して機器(ゴンドラ)を吊り上げてますが、より高層の場合はラフテレーンクレーンを使用します。
① 搬入ビル前景
② 2階搬入用窓(外面
③ ビルの階段(エレベータは0.5階からのみ
④ 床・窓の内外の養生
⑤ 開梱後、製品分割して再梱包
⑥ 製品をゴンドラに固定
⑦ ゴンドラを窓に密着させて部屋から固定
⑧ 製品の引き込み
⑨ 室内での荷降し
⑩ 製品を設置して完了
こちらの現場は稼働中の工場内への機器設置でしたが、搬入路が大変狭く余裕がなかったため、チルトやウインチを使用して慎重に搬入・設置を行いました。
開梱・荷降し作業
養生及び製品の引き込み作業